溶連菌感染症
溶連菌感染症でお困りの方へ。適切な診断と治療で症状を改善します
溶連菌感染症について
溶連菌感染症は、A群β溶血性レンサ球菌(溶連菌)という細菌が原因で起こる感染症です。小児に多く、咽頭炎(喉の炎症)として発症することがよくありますが、成人でも発症します。溶連菌は身近な細菌で、飛沫感染や接触感染によって人から人へ広がります。季節を問わず、発症しますが、特に冬〜春頃に流行する傾向があります。正しい診断と治療を行うことで、多くは数日で回復します。
飛沫感染
咳やくしゃみ、会話などで細菌を含むしぶきが飛び、それを吸い込むことで感染します。
接触感染
細菌が付いた手で顔、口や鼻を触ることで感染します。
症状
- 喉の痛み(強い痛みのことが多く、飲み込む時に強く痛むことがあります)
- 発熱
- 頚部リンパ節の腫れ(首の付け根にあるリンパ節が腫れて、触ると痛い)
- いちご舌(舌が赤くブツブツした外観になることがあります)
- 発疹
咳や鼻水症状が少ないのが、一般の風邪との違いです。
診断
- 診察(発熱、喉の痛み、いちご舌、発疹などの確認)
- 溶連菌抗原迅速検査(喉から検体を採取する検査です)
治療
抗生物質による治療
ペニシリン系抗生物質が一般的に使われます。
ペニシリンアレルギーがある場合(エリスロマイシンやクラリスロマイシンのような他系統の抗生物質を使う)
合併症
溶連菌感染症は軽症で治癒することが多いですが、稀に合併症を起こすことがあり注意が必要です。
- 急性糸球体腎炎:感染後2〜3週間後に尿が濁る、血尿、浮腫などが出現。
- リウマチ熱:心臓や関節に症状が出ます。
- 血管性紫斑病:皮膚に紫色のあざができることがあります。
- 劇症型溶血性レンサ球菌感染症(稀な重症例)
特に小児ではこれらの合併症出現に注意が必要です。症状が良くなっても、2〜3週間は体調を良く観察することが大切です。
